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JTマニュアル2
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1996-03-04
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JoyfulTime マニュアルその2
[■8章-環境設定]
環境の設定で JoyfulTime をより細かく自分の環境に合わせることが出来ます.デフォルトの設定で構わない場合は,この章を読み飛ばしても構いません.デフォルトの設定は下記のダイアログの表示どおりです.ファイルメニューの環境設定を選ぶと下記のダイアログを表示します.
環境設定を行うと,設定値を有効にするため一旦全てのウィンドウを閉じます.
モデムを使って電話をかける機能を利用する場合は,マシンの環境を JoyfulTime の環境設定に読み込ませるために,デフォルトの設定と同じ場合でも,1度は環境設定を行って下さい.
環境設定はレジストレーションが完了していないとシステムに記憶しません.終了時までの暫定的な変更となります.
§全体の設定
・削除の確認
チェックを外すと,削除の処理(住所録やスケジュール等)を行うときに確認のダイアログを表示しません.気の短い人向きです.
・パレットを縦表示
チェックと外すと,メニューパレットを横に表示します.この設定は,次回起動時から有効になります.
・高速検索をデフォルト
チェックを外すと,住所録とメモの検索で表示するダイアログの検索条件で,高速検索のチェックを外して表示します.検索解除したときの初期設定値になります.ただし検索解除しない限りは,前回の検索設定値を引継いでます.
・アニメーション表示
チェックを外すと,ウィンドウを表示する時のアニメーションを止めます.遅いマシンなどは動作が若干早くなります.
・未処理用件を起動時に通知
チェックすると,起動時に未処理用件の一覧(期限の過ぎた確認データと,当日のスケジュール)を起動時にダイアログで表示します.
・未処理用件が0件でも表示
チェックを外すと,未処理用件が0件の場合はダイアログを表示しません.一瞬ウィンドウを開きますが,その後自動的に閉じます.
・終了時に確認
チェックすると,終了時に終了確認のダイアログを表示します.メニューパレット等で間違えてクリックして終了してしまうのを防止できます.
・終了時に自動的に保存
チェックすると,終了時にファイル保存のダイアログ処理無しで,自動的に保存し終了します.
ただし,新規ファイルを選択し終了した場合は,ファイル名入力のダイアログを表示します.このダイアログでキャンセルすると,最終終了確認のためもう一度,保存の有無を確認します.
§初期表示
起動時に開くウィンドウを指定します.
ファイル処理の「新規」「開く」の処理後も,ここで指定したウィンドウを開きます.
§住所録
・分類
住所録に登録するデータを4っつまで分類できます.組み合わせで利用する場合は16種類まで分類できます.これらの分類に名称を付ける場合ここで設定します.設定した名称は,入力時のダイアログと検索ダイアログに反映します.
・モデム
住所録から電話がかけられます.この機能を使うには,ここをパソコン通信などで設定している値と同じように設定して下さい.
ATコマンドで若干のモデムの制御ができます.詳しくは,ご使用のモデムマニュアルを参照して下さい.
§スケジュール
・初期表示の開始時間
スケジュールを表示するときの,開始時間を設定します.ウィンドウが現れたときの一番左端になる時間です.
・XX分前に予定を通知
リマインダがスケジュールを何分前に通知するかを分単位で設定します.それほど厳密な時間ではありません.数分の誤差は発生しますので,余裕をみて設定して下さい.
リマインドスケジュールは,別プログラムの JoyQuick で通知します.「17章-JoyQuickについて」で説明します.
・月間スケジュールで休日振替に土曜日を含む
チェックを外すと,月間スケジュールで休日振替を指定したときに,土曜日を振り替える曜日から外します.利用については,3章-スケジュール表の「月間のスケジュール入力項目」を参照して下さい.
・時間移動幅
スケジュールの移動幅の最小単位を,5分,10分,15分,20分,30分の中から選んで下さい.
§カレンダー
・左端の曜日
カレンダーに表示する開始の曜日を指定します.左端を月曜日からにしたい場合,ポップアップで「月」を指定して下さい.
・週カレンダーが初期表示
カレンダーを表示するときに,最初の表示を週カレンダーにするか月カレンダーにするか指定します.チェックを外すと週カレンダーを最初に表示します.
・日曜日(土曜日,祝祭日)に Off の表示
日曜日,土曜日,祝祭日にそれぞれ「Off」の表示をしたい場合はチェックします.
[■9章-データ保護機能]
各入力データは,パスワードで保護し,他の人の目に触れないようにすることが出来ます.
起動時は常に鍵が掛かった状態で起動します.
§パスワードの設定
データ保護機能を使うには,まずパスワードの設定を行って下さい.オプションメニューから「パスワード設定」を選択すると,パスワード登録ダイアログを表示します.
一番最初の設定時は,旧パスワードの部分には何も入力しないで下さい.2回目以降の設定は旧パスワードの入力が必要になります.
もしパスワードを忘れてしまった場合は,システムフォルダの初期設定フォルダに「JoyfulTime Preferences」というファイルがありますので,これを削除して下さい.パスワードはキャンセルされます.ただし各種設定値も全てクリアされるので,ユーザー登録からやり直す必要があります.
§鍵を外す
オプションメニューから「鍵を外す」を選択すると,パスワード解除ダイアログを表示します.
パスワード設定で登録したパスワードを正しく入力すると鍵を外します.各ウィンドウで鍵マークが消えます.
パスワード入力では,入力文字を ? で表示します.この入力には矢印キーや Deleteキーなどの特殊キーは受け付けません.間違えて入力した場合はキャンセルしてやり直して下さい.
各データでパスワード保護したデータを登録する場合(Lockをチェックするとき)は,鍵が外れた状態でなくてはなりません.
§鍵を掛ける
オプションメニューから「鍵を掛ける」を選択すると鍵が掛かります.各ウィンドウで鍵マークを表示します.
§鍵が掛かった状態の動作
鍵の掛かったデータは,参照することや,修正,削除することが出来なくなります.住所録では電話をかけることも制限します.
カレンダーでは,鍵の掛かったデータもマークで表示しますが,ダブルクリックでスケジュールを表示しても内容は確認出来ません.このスケジュールはマウス操作を受け付けません.
鍵が掛かった状態で,リンク先,リンク元のいづれかがロックデータの場合は,リンクすることは出来ません.
[■10章-ウィンドウとダイアログ]
住所録,スケジュール表,カレンダー,確認表,メモ帳は,終了時のウィンドウ位置とサイズを記憶します.
(レジストレーションが完了している場合のみ)
JoyfulTime は「必要なデータはダイアログの下」ということがないように,状況が許す限り,なるべくムーバブルダイアログを使っています.ムーバブルダイアログとは移動可能なダイアログのことです.
下記の7つのウィンドウが,ムーバブルダイアログです.
検索ダイアログ
一覧表ダイアログ(住所録,メモ,未処理一覧の3種)
ソートダイアログ
電話ダイアログ
住所録入力ダイアログ
スケジュール入力ダイアログ
確認表入力ダイアログ
これらのダイアログは,ウィンドウ領域以外をクリックすると,そのクリック場所が JoyfulTime の別のウィンドウ上ならシステムビープを鳴らして警告します.それ以外の場所の場合は,ダイアログでキャンセルを選んだのと同じになり,自動的にダイアログを消去します.
住所録の一覧とメモの一覧のダイアログは表示位置とサイズを記憶します.
(レジストレーションが完了している場合のみ)
ウィンドウメニューでは,開いているウィンドウにチェックマークが付きます.
メニューパッドは JoyfulTime がアクティブでなくなるとデスクトップから消えます.これは,もう一度アクティブになると自動的に表示します.ただしメニューパッドを予めクローズボックスクリックで消しているとこの限りではありません.
メニューパッドが消えている状態で,最後のウィンドウを閉じると,自動的にメニューパッドを表示します.
[■11章-データリンク]
カレンダー以外のウィンドウの下段に下記のようなリンク処理に関するアイコンがあります.
住所録,スケジュール表,確認表,メモ帳のデータは,それぞれを関連したデータとして,リンク機能で結びつけることが出来ます.リンクは双方向にデータをリンクします.
§リンクの方法
リンク用のアイコンをリンクしたいウィンドウにドラッグドロップするだけです.リンクが完了すると,ピピッと涼しい音がします.既にリンクが確立している場合はなにもしません.
どちらかがロックデータで,鍵が外れていない場合はリンクしません.
スケジュールのリンクは,スケジュールが選択された状態でなくてはなりません.またスケジュールにリンクできるのは,「1日のみ」と「連日」のスケジュールだけです.これ以外は,日にちが特定できないので,リンク対象になりません.
確認表のリンクは,確認表データが選択されている状態でなくてはなりません.
リンクデータは,1つのデータについて最大16件まで登録出来ます.
§リンクデータの呼出
リンク先のポップアップのメニューから選択するだけです.
リンクデータのポップアップは,現在表示中のデータ(スケジュールと確認表は選択中のデータ)にリンクしたデータがある場合のみポップアップします.
リンクポップアップから選択すると,対象のウィンドウを開き,対象のデータを表示(スケジュールと確認表は選択状態に)します.
リンク対象データが既に削除されている場合は,システムビープを鳴らして警告します.対象データの無いリンクデータは,「データ整理」を処理するときに検索し削除します.「データ整理」については「13章-ファイル操作」を参照して下さい.
[■12章-未処理用件一覧表の表示]
起動時に本日のスケジュールと,確認データで本日までに済みになってなくて,期日が経過したデータを一覧表で表示できます.一覧の各データは下記のマークで表しています.
デフォルトの設定では,未処理用件一覧表を起動時に表示するようになっていません.起動時に自動表示するには,環境設定の全体の設定で「未処理用件を起動時に通知」をチェックして下さい.環境設定については「8章-環境設定」で説明しています.
起動後に未処理一覧を表示したい場合は,ウィンドウメニューから「未処理用件の一覧」を選択します.
[■13章-ファイル操作]
§ファイルメニューのファイル操作
・新規
ファイルメニューの「新規」を選択すると,新しいデータファイルを用意します.
既に処理中のデータがあり修正されている場合は,先に保存を確認するダイアログを表示し,旧データの保存が出来ます.
新規を選んだ場合は,保存時にファイル名を入力するようにダイアログで指示があります.
・開く
ファイルメニューの「開く」を選択すると,処理するデータファイルを選択するダイアログを表示します.
既に処理中のデータがあり修正されている場合は,先に保存を確認するダイアログを表示し,旧データの保存が出来ます.
ファイルを開く処理をすると,表示していたウィンドウは全て閉じます.
・閉じる
ファイルメニューの「閉じる」は,データファイルのクローズではありません.アクティブウィンドウを閉じるだけです.
・別名で保存
ファイルメニューの「別名で保存」を選択すると,ファイル名入力ダイアログを表示します.新しいファイル名を入力すると,現在処理中のデータファイルに新しい名前を付けて保存できます.
・データ整理
ファイルメニューの「データ整理」を選択すると,削除や修正で発生した無効データを除いて保存します.起動時に整理データが無い場合はこの項目を選択出来ません.
通常の保存では,速度を上げるために変更データのみをデータファイルの後ろに追加し,旧データ部分は無効データのままファイル中に残しています.データ整理はこれらの無効データを除きます.あまり無効データが多くなると,全体の処理パフォーマンスに影響してくるので,定期的なデータ整理を行うことをお勧めします.
このデータ整理の処理で,対象データの無いリンクデータも削除します.リンク双方向のデータを全てスキャンしてチェックするので,リンク件数が多いと時間がかかります.
・テキスト処理
住所録ウィンドウを開いているときに選択できます.
年の始めや,年度始めに,新しいファイルを用意したとき,住所録データを移行するのに利用出来ます.
「住所録をテキストで出力」は住所録データを,TAB でセパレートし,CR(改行)で終端したテキスト形式のファイルを作成します.鍵が掛かった状態では,ロックデータは出力対象になりません.
「住所録をテキスト入力」は上記方法で作成したテキストファイルを住所録に取り込みます.取り込みデータは全て追加データ扱いになるので,間違えて取り込んだ場合,保存しなければ,元のデータを壊しません.
この処理では,VisitingCard2 v1.6(名刺管理専用のデータベースソフト)以降の「テキストで保存」で処理したデータファイルを直接取り込めます.ただし VisitingCard2 のメモ項目の内容は取り込めません.
上記2つの方法で作成したファイル以外でも,下記のフォーマットに従ってデータを作成すれば,データ取り込み出来ます.(例えば表計算ソフトなどで作成)
<フォーマット>
会社名 (Tab) 部署名1 (Tab) 部署名2 (Tab) 役職名 (Tab) 氏名漢字1 (Tab) 氏名漢字2 (Tab) 氏名カナ1 (Tab) 氏名カナ2 (Tab) 電話番号1 (Tab) 電話番号2 (Tab) FAX番号 (Tab) ID番号 (Tab) 〒番号 (Tab) 住所1 (Tab) 住所2 (Tab) (Tab) 分類 (Tab) 登録日(改行)
上記フォーマットの,分類は5バイトの2進数の文字列で表してます.例えば1番目と3番目の分類が設定してあるなら「10100」で,ロックしたデータだと「10101」です.つまり1〜4番目の2進数文字が分類の指定で,一番最後の2進数文字がロック状態の指定です.
※
テキスト入力は,かなり処理時間がかかります.これは,リンク用のユニークIDを作り出すのに,タイムスタンプを利用しているので,データ登録を1秒に1件しか行ってないからです.200件でも約3分強の時間がかかります.慌ててリセットや強制終了しないで,気長に待って下さい.
処理中は下記のアイコンが点滅しています.このアイコンが点滅している限りは処理が正常に行われています.
※
「住所録をテキスト入力」で読み込むファイルは,固定フォーマットでないテキストが対象なので,JoyfulTime で厳密にデータチェックが出来ません.フォーマットの違うファイルを指定すると,異常終了の原因になります.
§リンク情報の保存について
リンク情報は,データファイルの保存に関係なく自動的に記憶します.
リンク情報は,システムフォルダの初期設定フォルダの中に,JoyfulTime Link というフォルダを自動的に作成し,データファイルと同じファイル名で管理します.別名で保存をした場合も正しくリンク情報を引き継ぎます.このフォルダのファイルをファインダーから削除すると,その対象データの全リンク情報を削除できます.
§情報を見る
ファイルメニューの「情報を見る」で,現在処理中のデータファイル名と,各データの登録件数が確認出来ます.件数は,A=住所録,S=スケジュール,T=確認表,M=メモです.確認表は「済み」データも1件として数えます.
[■14章-印刷]
ファイルメニューの「用紙設定」で用紙のサイズをしています.
ファイルメニューの「印刷」サブメニューから出力したいデータを選択して印刷ができます.用紙はA4で設計していますが,用紙に合わせて項目を端折るようになってます.
これらの帳票は,主にデータのメンテナンスに使って下さい.
§出力内容
・住所録
全登録データの住所録を出力します.
・スケジュール一覧
全登録データのスケジュールを出力します.
・確認表
確認表をそのまま出力します.
・メモ一覧
全登録データのメモのタイトル一覧を出力します.
[■15章-項目の最大長と制限事項]
文字数は半角文字数で表します.漢字で入力する場合は2文字で漢字1文字に換算して考えて下さい.各項目で半角文字や漢字文字でなくてはならないということはありませんが,文字数の制限を考え使い分けて下さい.ただし電話を掛ける機能では,半角数字文字のみに対応します.
§住所録入力項目の最大長
氏名漢字__30
氏名カナ__15
部署____62
部署2___62
役職名___30
電話1___18
電話2___18
FAX___18
ID____62
〒番号____7
住所1___94
住所2___62
登録日____8
§スケジュール入力項目の最大長
内容____62
有効期間__10 (yyyy.mm.ddの形式で入力)
§カレンダーで扱える年
1994年〜2030年です.この期間なら正しく秋分と秋分の日を正しく表示します.
カレンダーとスケジュール入力は,1994年1月1日より前には移動出来ません.
§確認表入力項目の最大長
内容____62
期限____10 (yyyy.mm.ddの形式で入力)
§メモの最大長
約4000文字までメモを入力出来ます.クリップやペースト時に最大長を越えるとシステムビープを鳴らします.
§登録データの最大件数
設計上は全てのデータを合わせて,32000件までのデータが管理出来ます.
1件のデータにつき132バイトのメモリを消費します.アプリケーションの初期状態で約3200件程度のデータが管理出来ますが,もしこれ以上のデータを扱う場合は,ファインダーの「情報を見る」で JoyfulTime の使用メモリを増やして下さい.100K増やすと約750件分のデータを新たに管理できるようになります.
割り当てメモリが少ない状況で使用すると,アプリケーションが不安定になりますから,「この Macintosh について」で JoyfulTime のメモリ使用状況を見て,空き部分が少ないようでしたら使用メモリを上記の計算をもとに増やして下さい.ウィンドウを全て開いた状態で空き部分をチェックして下さい.
ファインダのファイルメニュー「情報を見る」でアプリケーションの使用メモリを増やすことが出来ます.
§リンクの最大件数
1データにリンク出来る件数は16件までです.
全体で管理出来るリンクの総数は32000件まで管理出来ます.
[■16章-アンインストール]
もし試用して気に入らないようでしたら,作者としては悲しい限りですが,下記の要領で JoyfulTime を削除して下さい.
JoyfulTime をアンインストールするには,解凍した全ファイルを削除するとともに,システムフォルダの初期設定フォルダの中に「JoyfulTime Preferences,JoyfulTime Link」というファイルとフォルダが出来ていますので,これも一緒に削除します.JoyfulTime Linkフォルダは,リンク機能を一度も使ってないと作成していません.
[■17章-JoyQuickについて]
JoyQuick は JoyfulTime の住所録データの検索と,リマインダ対象スケジュールの通知を行う小さなプログラムです.常に起動していても 200K しかメモリを消費しません.
(このプログラムはレジストレーションが完了している場合のみ利用出来ます)
上記アイコンダブルクリックで起動します.
読込データは,JoyfulTime が起動時に開くファイルを,自動的に探します.
ロックデータは JoyQuick の読込対象データになりません.
JoyfulTime が読込ファイルを変更した場合,JoyfulTime 終了で JoyQuick が読み込むファイルを変更します.(これは JoyfulTime が設定を書き換えるのが終了時だからです)よって JoyfulTime 終了後でないと JoyQuick の読込ファイルは変更されません.
キーアサインは下記の通りです.
検索ダイアログ表示 Returnキー
検索解除 ESCキー
前移動 ←キー
次移動 →キー
リマインドスケジュールを,スケジュール時間の指定分前にダイアログ表示します.
指定時間は,「8章-環境設定」の「XX分前に予定を通知」で設定します.
ファイルメニューの「再読込」は,データファイルの最新を読込ます.これは,JoyfulTime を同時に起動している場合に同期をとることが出来ます.
(ただし JoyfulTime が使用ファイルを変更した場合はこの限りではありません)
再読込はリマインダの情報も一旦クリアします.よって当日で経過したリマインドスケジュールは処理直後に再度通知します.
JoyQuick は日付の変更を自動的には認識しません.パワーブックでスリープ状態から復帰したときに,日付が変わっている場合,再読込の処理を行って下さい.またパワーブック以外でも,稼働中に日付が変わった場合も同様に再読込の処理を行って下さい.
住所録データが多い場合は,一旦終了して,ファインダのファイルメニュー「情報を見る」でアプリケーションの使用メモリを増やして下さい.1データにつき172バイトのメモリを消費します.初期状態では約780件までのデータが管理出来ます.
[■18章-Q&A]
Q:モデムで電話をかける機能が使えないんですけど..
A:
環境設定を1度も行っていないようでしたら,ファイルメニューの環境設定を1度行ってみて下さい.ポートの設定が正しくプログラムに読み込まれます.
Q:ダイアログウィンドウの外側をクリックするとダイアログが消えるんですが..
A:
これは仕様で,ムーバブルダイアログの外側をクリックしたとき,そのクリック位置が JoyfulTime のウィンドウならシステムビープで切換ができないことを警告し,それ以外の位置ならキャンセルを選んだのと同じで,ダイアログを消去しています.
Q:環境設定を行うとウィンドウが全部閉じられてしまうんですけど..
A:
ウィンドウ情報のなかに,環境設定で値を変更すると,ウィンドウを一旦破棄しない限り継続できなくなる項目があるので,こういった仕様になっています.最初のうちは何度か環境設定値を変更することがあるでしょうが,設定が落ち着いてくると頻繁に環境設定することもなくなると思います.
Q:リンクできないときがあるんですけど..
A:
特にスケジュール項目にリンクするときに見落としがちですが,スケジュールアイテムが選択状態(左右に2本線が入っている状態)になっているかどうか確認して下さい.表示されていても,選択状態になっていなければリンク対象になりません.同じように確認表でも選択状態になっていないとリンク対象になりません.
Q:住所録とメモで移動アイコンをクリックしても表示できないデータがあるんですが..
A:
検索設定が設定されていないかどうか確認して下さい.検索アイコンが表示されているときは検索設定されています.この場合の移動アイコンは検索条件に沿ってデータを表示するので,検索対象から外れているデータは表示されません.この状態を解除するには,検索メニューの「検索解除」を選んで下さい.
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HIRO. Jan/1996